MHアドバイザリー株式会社事務局でございます。
先日、2019年1月27日(日)歯科経営セミナーが終了いたしました。
弊社セミナーは、少人数制で実施させて頂いており、セミナー進行中でも随時ご質問を受ける形式で進めさせていただいております。
今回頂きましたご質問の内容を1つ共有させていただきます。
「業務効率化」のテーマにて、アポイントシステムについてでした。
ご質問:当院では、紙ベースのアポイント帳と電子ベースのアポイント帳の両方を活用しております。(2重の手間になっている。)それをどのようにした方が良いか、他の医院さんの状況を含めお聞きしたい。
というご質問でした。
どうしてもシステムが連動せず、2重の手間になってしまうことは多く存在していることも多くあるのではないでしょうか。(患者様の同じデータを2つのパソコンに入れなくてはいけない等。)
業務の効率化・標準化をするためには、基本的に業務を整理することも必要と考えています。今現在行っている全ての業務があるべき状態とは限りません。そこの企業様毎の効率化を考えていくことが重要です。
ちなみに、今回セミナー内で頂いたご質問の結論は、紙ベースのアポ帳に一本化するということでお伝えしました。
時代とは逆行しているような結論かもしれませんが、こちらの医院様が活用している電子ベースのアポイント帳というのは、歯科ポータルサイトのネット予約と連動したアポイント帳でした。このような場合、医院内で活用されている基本となるアポイント帳は紙ベースのアポイント帳。また、電子ベースのアポイント帳はあくまでも予約状況をネット予約に反映させるために入力しているにすぎず、電子ベースのアポイント帳を見るスタッフ様はほとんどいない状態です。(本来、ポータルサイトに掲載している目的は新患の受け入れのはずです。)
もちろん、基本となるアポイント帳を紙ベースから電子ベースとしていくこともゆくゆくは必要かもしれませんね。
ただ、今回は少し具体的なお話になりましたが、どの業界においても、今行っている業務が何のために行っているのかを考えること、また、現場がストレスなく効率的に業務が進むためにはどのようにするべきかを考えることは、作業の改善であり本来の仕事であると考えています。
特に、ヘルスケア領域(医療・介護等)においては、日々の作業を仕事と捉えている方もまだいらっしゃるのが現実と感じております。しかし、作業の改善という基本的な仕事の仕方ができる組織が成長戦略を実現し、勝ち残っていくと考えておりますので、私たちとしても日々の作業の変えることに常に意識を持てる組織づくりのためにサポートさせていただきたいと考えております。
MHアドバイザリー株式会社事務局