MHアドバイザリー株式会社事務局でございます。 前回に続き、弊社クライアント様の人事戦略コンサルティングの内容をレポートさせていただきます。
経営課題の一つが「教育」ではないでしょうか?
4.5.6月は新卒採用をされる企業・医院様に関しては特に意識が高まる時期となります。
医療・サービス業全般では『OJT』(On-the-Job Training、オン・ザ・ジョブ・トレーニング。職場で実務をさせることで行う従業員の職業教育のこと。 )がほとんどかと思います。
重要な要素の一つに経営者・上司・先輩の『指導の仕方』があると考えております。
例えば、現場で新人が仕事や作業を間違えてしまった時、皆さんはどのような考えでどのように接しますか?
まず現場で指導する際、基本的な考え方として、
・お客様や患者様が同じ空間にいる
・お客様や患者様も新人のフォローの仕方を見ている
という認識が必要です。
もちろん、上司先輩として間違えを指摘する事は必要です。しかし、物の伝え方には十分な配慮も必要です。
・上から目線での伝え方
・キツイものの伝え方
・突き放したような伝え方 等
このような伝え方では、組織内コミュニケーションだけではなく、お客様や患者様にも悪い風土だという認識が伝わってしまいます。
●リピートしたくない理由の1位は、
『接客』(技術面は2位以下)
●リピートしたくなる理由の2位が、
『接客』(1位は価格)
というデータもあるほどです。組織内コミュニケーションが経営の大きな土台となると考えます。
教育をする目的は、企業・医院様によって様々かと思いますが、教育過程をおいて組織内コミュニケーションは欠かせません。
当社としても人財が増える組織と増えない組織は二極化が進んでいると考えております。
今後人口が減り、人財採用が困難になる経営環境において対策を講じていくことも重要になると考えます。